好きな仕事を好きな時間で働いて生活する生き方は、誰もが憧れます。
その代表的なのがフリーランスで、誰もが一度は目指そうと考えたはず。
しかし、そこには厳しい現実が待ち受けているのも事実でした。
おはこんばんにちは、社畜です(=゚ω゚)ノ
わたしは社畜をしながら不動産賃貸、積立投資(2022年現在お休み中)、アフィリエイト(ほぼ無収入)、給与の4つの財布で人生を送っています。
最終的に「3つの財布」を軸とする収入源を確立し、家族に財布を残したいと日々の社畜業・・・もとい、資産形成に励んでます。
一番の軸となる不動産賃貸収入は、金融機関からの融資が肝となるので、安定した「勤め人」であると融資がスムーズに進みます。
その中で、最近は「脱社畜」や「フリーランスで経済的自由を勝ち取る」と謳ったセミナー、Twitterを目にするのですが、以前にも書いた「脱サラ、卒サラのリスク」をあなたは熟考しているでしょうか。
今日は、わたしの勤める会社で発注しているフリーランスに、理想と現実のボヤキを書きたいと思ってます。
フリーランスは社畜よりも厳しい現実が待ち受けている
今回、色々と話してくれたのは10年近く取引させて頂いているフリーランスさんです。
取材をお願いしたり、特集の記事ネタ提供を頂いたりと、非常にお世話になっている方でブッチャケな話しもしてくれました(全部書くとマズイので今回はポイントだけ)
独立して直ぐの頃は「毎日が不安で眠れなかった」と第一声。
今までは「何もしなくても給与が出た環境」から、仕事を自身で開拓し価格交渉しての生活に疲れを感じていたそうです。
再就職を考えていた頃に、私の会社から外注の問い合わせが来て今日を迎えています。
フリーランスで自由に仕事ができるのは僅かな人だけ
衝撃的なコメントでしたね。
売れっ子のライターなら仕事や納期を自由に選ぶ権利があるでしょうが、名も無きフリーランスの現実はシビアで、不安定な仕事量に毎月が綱渡りの精神状態だったそうです。
「納期も内容も選り好みできるなんて妄想」と真顔で話してました。
厳しい納期に天秤に掛けられる報奨金額、少しでも意見を言おうものなら「突然音信不通で発注ゼロ」なんて当たり前の世界だそうです。
フリーランスが増えると企業は儲かる構造に
企業側がフリーランスに発注するメリットは多くあります。
雇用を保証しなくて良く、発注を突然ゼロにしても「違法でもなく」、より安く、より良い記事を書き、より融通の効く先と取引を行えば良いだけの話しです。
ライターの代わりは何日でも見つけられる厳しい現実なのかもしれません。
有名なライターに執筆をお願いしなくても「媒体力」の方が未だに有利なんでしょうね。
フリーランスは休まないのではなく休めない
サラリーマンには休日がありますが、今回のライターさんは「休みたくても怖くて休めない」と話されていました。
例え休日であっても、取引先からの電話に出ないと「繋がらなかった」と別のライターに仕事が流れてしまう恐怖があったそうで、着信が来たら来たで怯え、来ないと仕事を切られたかもと怯えで、心が休まった日は無いそうです。
本当に稼げているの?と疑ってSNSを見ている現実
今回はライターさんへの取材でしたが、当人曰く「本当にブログで稼げているのか疑わしい」と思える人がいるそうです。※ここは私も少し同感です
SNSで見かける「ブログで毎月数十万~数百万稼いでいる」の書き込みにも少し疑いの目で閲覧しているとの事で「都合の良い事ばかりアピールしている感がありますね」と話していました。
この方もブログは持っているそうで、取材した情報をブログに使う事はあるそうですが、稼げても月にMAXで20万程度(いや、凄いだろう)だそうで「ブログで永遠は稼げませんよ」と意味深な発言がありました。
アフィリエイトは今後厳しい世界に
某代理店に勤める知人からも「ブログね~、今はまだ稼げるかもね」と言われました。
何なに?何か意味深な発言ぽく聞こえるんだけど
広告主の業種に段々と偏りが出てきているの知ってる?
美容とか健康食品とか多くない?
あ~、その業界って確か広告単価が鬼のように安すいんでしょ?
ヤバメの案件は異常に高いけどトラブル多いって報告書を読んだことあるな~
その手の業界や職種は、今後は代理店経由よりも直取引が出てくるかもです。
代理店側もトラブルは避けたいですし。
へぇ~、トラブルって多い業種なの?
この手の広告は表現に大きな規制がかかっているから、代理店としてもリスクが高いのよ。
なのに価格は安かったりするから、下請け→孫請けに丸投げするケースが多いのさ。
場合によっては直取引も了解して撤収したりしてるよ、色々と面倒だから
わたしも少しの期間、この手の広告審査を見たことがあるのですが、表現の規制が鬼のようにあり修正後には当初の広告内容全てに赤(校閲)が入っていた事があります。
この校閲審査内容は個人ブログでも「ルールは適用される」ことから、場合によってはサイト管理者が責任を取らされるケースもありそうで、代理店側としては「関わりたくない案件」だそうです。
おまけに制作料や掲載料は鬼のように叩かれる。
ブログアフィリエイトは様変わりする?
スマホの普及に伴い、ブログが稼げるのでは?と、わたしは考えていますが代理店は意外に冷ややかなイメージだったのが気になります。
詳しくは話してもらえませんでしたが、先のライターさんも「記事で物が売れる時代は、そう遠くない時期に変わっていきますよ」と話しており、わたしの知らない所で新たな媒体や広告手法が確立し始めているのかもしれないです。
ま、私には分からない世界なので深く考えない事にしますが( ̄▽ ̄)ザ・能天気♪
検索システムの進化とAIによる執筆の世界
最後に外注さんから面白い話しが聞けたので少しだけ。
最近よく耳にするAIですが、もの凄い速度で進化をしているそうです。
翻訳機能や議事録の書き起こしは当たり前で、様々な分野での導入も今後は期待でき、その中に記事を書く「執筆活動」もあるそうです。
仕組みは何となく理解でき、過去の偉人達の文法パターンや大ヒットした作品の表現分析をしながら「どう書けば売れるのか」を簡単に分析して新たな作品を手がけたりするのです。
ネット上に存在する膨大な多種多様の情報を整理・精査しながら、信憑性の高い内容だけ抜粋する技術の導入は意外と難しくないのかもしれません。
読む側の立場としては正確な情報で、自分で見つけられなかった情報が集約されている記事であれば優先して読みたいですし。
広告媒体は変わっていく。変わらなければ生き残れない
日本は少子高齢化によるマーケットの縮小は避けられず、高齢者の購買意欲が高いかと言えば、むしろ低下していきます。
ネットで検索する行為そのものは変わらないと思いますが「検索する内容」と「欲しい物」は確実に将来変わって行くことでしょうし、企業が使用する広告媒体も変わって行くのでしょう。
タイムマシーンが存在するのであれば、10年後の広告媒体が変化しているのかを見てみたいですね。
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