無駄な経費がコロナで浮き彫りに。出張は必要の無い時代へ

ビルの夜景 社畜の呟き
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おはこんばんにちは、社畜です(=゚ω゚)ノ

会社の勤務もテレワークを主流にしようと言う動きが進んでおり、面倒な人間関係の呪縛から解放されたのか、ここ最近は転職や退職する人が減った感じがするのは気のせいでしょうか。

私が勤める会社もコロナの影響を受け、売上げは前年対比で大幅な落ち込みを記録しているのですが、利益は昨年に比べ上がっている「減収増益」になっている事が分かりました。

社畜
社畜

え~、この会社ってそんなに年間経費が多い会社だったの?

<span class="bold-blue">社畜仲間</span>
社畜仲間

人数は少ないけど、特定の人間の出張がもの凄く多いのさ。

役員に限らず本当に必要?と思う出張も多いんだよね~。

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売上げ減を上回る経費削減が出来た項目

タイトルに書いてある通りで、コロナ感染による「原則、出張の禁止令」が出ているのですが、仲の良い総務の社畜に聞いたところ「役員の内容不明な出張がゼロになり、大幅に収支が改善している」との事でした。

役員だけでなく「表敬訪問出張」やら「打合せ出張」、「視察出張」がゼロに近い状態により「売上げ減少分以上に経費の削減」が出来てしまったらしいです。

こう考えると「出張コスト」と「売上げ額」だけでなく「そもそも出張は会社に利益を生んでいたのか」と疑問に思ってしまいます。

 



出張族が社内で暇そうにしている光景が目につき始める

私の会社は、出張頻度が高い方々が決まっており、コロナ禍でデスクワークをしている様に一見は見えるのですが、実情は暇そうに時間つぶしをしているそうです。

出張は移動時間が大半のため、一日に訪問できる件数が限られてしまうため案外楽な仕事ではないのかと、前から疑問に感じていたのですが見事にビンゴだったようです。

ZOOMなどで打合せや顔合わせも当たり前になりつつある日本のビジネスモデルで、これは出張属狩りとも思える「無駄な経費の根源」を浮き彫りにしてしまったのかもしれませんね。

 



売上げ-出張経費=赤字だった!我が社の出張の闇

もちろん必要な出張がある事は私も認識していますし、契約締結には今でも対面が必要な企業も多く残っていますので、全ての出張を否定するつもりはありません。

問題なのは、本当に必要ではなかった出張が多数野放しで行われていた事実でしょう。

会社の売上げが落ち込んだため社員の賞与は削減の方向になったのですが、実は増益だった事実を社員が知ったらどうなるでしょうか。

これから先を見据えた決断、と言われても「今まで無駄な経費が経営を切迫させていた」と思われても仕方がない事かもしれません。

だからこそ昨年の減収増益は社員に隠されているのだと思います。

社畜
社畜

臭い物には蓋をするではありませんが

都合の悪い事実は、得てして隠ぺいされのも世の常かもしれませんね

役員クラスの出張は9割必要の無い出張

現場の最前線で陣頭指揮を執っている役員なら理解できるのですが、会社に居るのか居ないのかも分からない不必要な名ばかり役員の出張は「単なる観光旅行」みたいな物だと思います。

顔つなぎで表敬訪問した後は朝まで接待、商談の話しは互いに現場レベルに丸投げ、こんな感じだと思っていますし、実際「何も決めてきてくれないし、新しい案件も出てこない」と、私の社内では愚痴が出る程です(笑)

役員からしてみれば「俺たちが顔つなぎをしているから仕事が貰えるんだ」と主張されそうですが。

役員の出張は下々の社畜達と違い「単価が高い出張」「出張先の領収書も額が多い」のが通例ですから、実際に年間の売上額ではなく、利益額で計算すると経費の方が高く付いている事が確定みたいです。

 



[まとめ] 無駄な経費とは言え、やはり必要経費なのか

あなたの会社では出張に掛かる経費と売上げや利益額を算出した上で出張の判断をしているでしょうか。

日本企業の99%は事前にそんな計算などしていないでしょうね。

出張によって運送・運搬業や宿泊業、飲食店が成り立っているのも事実で、一概に無駄な出張は抹消するわけにも行かないでしょう。

要は「これを機に、本当に必要な出張を精査する」事が重要で、売上げ・利益・経費の見直しを行うには絶好のサンプルが収集できるのでは無いかと思っています。

ただし、注意して頂きたいことが一点だけあります。それは

あまり役員の経費にメスを入れると、私のように左遷させられるリスクを伴う、と言う事です。

ブラックボックスは謎のままである方が賢明かもしれませんね(=゚ω゚)ノ

社畜
社畜

日本経済を回すには“無駄と思われる経費”も必要なのかもしれません。

経済とは複雑な因果関係が絡まっているものなのです。

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