生活する上で絶対必要不可欠な物がお金。
老後のために若いうちからコツコツ貯蓄する事が大事だと多くの人は言うけれど。
貯める以上に「稼ぎ続ける仕組み」を作る方が大事だと考える人は案外少なかったりする。
おはこんばんにちは、社畜です(=ﾟωﾟ)ﾉ
国が発表し、大きな議論となった「老後2000万円問題」ですが、ロシアによるウクライナ進行や急激な円安為替相場により、日本の物価上昇は2023年8月現在も落ち着く兆候が見られません。
このまま物価高が進むと仮定した場合、もはや老後3000万円問題くらいに価格は上昇するのでは？と思っていたり。
働けど働けど我が暮らし楽にならず、と言ったところでしょうか。
年金制度は崩壊するのか
定期的にマスコミが取り上げる年金問題ですが、毎度のように崩壊する派としない派の議論が見受けられ、少しは日本人も老後や国の税政制度に関心を持ち始めたのかな？と思ったり。
私の個人的見解としては「崩壊はしない」が「支給年齢の引き上げ」と「支給額の減額」は概ね既定路線でしょうね。
年金支給年齢が上がれば、国の雇用年齢制度も変わり「定年70歳＆再雇用75歳まで」とか普通に起こりそうです。
年金制度崩壊の定義は人それぞれですが「支払った額＞受ける額」を崩壊と言う人もいれば、至急ゼロで崩壊と判断する人など、こちらも定義が難しいです。
iDeCoやNISAで目先を変えてみる
色々と非課税の恩恵を受けられるiDeCoやNISAですが、こちらも若い頃から始めれば勝ち、と簡単には判断できません。
要は「換金する時の評価額」が全てなわけで、これらを始めたから老後は絶対安心という「絶対儲かる」みたいな確約は全然なく、「投資は自己責任で」の領域は何も変わりません。
今は非課税メリットも強く、国民の意識が投資全般に向いていますが、国の財政が厳しくなるにつれ「やっぱり非課税投資も税金徴収します」と、法律が変われば全て終わりです。
ただただそうならない事を祈るばかりです。
貯蓄だけに専念し、老後に貯蓄を切り崩す生活
かなり昔の預金金利は年利数パーセントもついていた事をご存じですか？
銀行や郵便局にお金を預けて置くだけで、毎年数パーセントの利息が貰え「複利の力」を最大限利用する事ができたんです。
高齢者の方が「貯金が一番確実」と言うのは、この名残が残っているからだと思います。
投資をするとお金が減る可能性がある、との意見ももっともですが、今の物価上昇率が続いていくと「貨幣価値が落ちる」ので、仮に2000万円貯蓄できても将来は「当時の半分程度の価値しかない状態」になる可能性もゼロではないのです。
良い例で言えば、私が社会人に成りたての頃は軽自動車は新車で100万円を切る価格で購入可能でした。
実にコスパの良い買い物だったと思います。
時が過ぎ2023年、今の軽自動車新車価格は幾らでしょうか。
つまり、貯蓄に専念していても貨幣価値が下がってくると老後も安泰とはいかないわけです。
老後も毎月一定額の収入を得る必要性
株式投資で言えば「配当金」の収入が見込めます。
FX取引きであれば金利差により生じるスワップ金利が毎日受けられます(逆に払う場合もあり)
ブログであれば、アフィリエイト収入やGoogleアドセンス収入がありますね。
どれも生活できるレベルの収入を得るためには一定期間の時間と資金、運も必要です。
ブログ収入は特に生活費を稼き続けるのが厳しい世界ですし、株式投資は相当額の「自己資金(原資)」が必要となります。
では、不動産投資はと言うと。
毎月の年金受給額程度であれば手出し数百万でも可能
不動産投資は金融機関から唯一借り入れが可能な投資(事業)です。
これは一般的な起業より安定性が高いのも理由の一つで、担保性が高い融資になるからです。
仮に「年金+月に10万円の収入」が目標であるなら、そこそこのアパートを1棟所有しているだけで、おおよそ目標達成だと思います。※突発的な修繕費や税金などは除く
区分マンションや戸建て運営の場合は、もう少し部屋数が必要ですが、私のような田舎大家の場合は1棟物件を所有する事が多いので、仕入れが上手く整えば「入居率7割」でも、毎月の収支は黒字になります。
つまり、FIREなり定年後の資金を貯蓄だけに頼る生き方にはリスクがあり、常に預金残高を気にしながらの生活を余儀なくされるのです。
一方で不動産収入は、収入が一瞬で100→0になる可能性は低く、毎月一定額の入金があるため、年金と合わせる事で収入面での大きなビハインドとなります。
まあ、借金するのが嫌いな人にはお勧めできませんが、若い頃から不動産投資を始めて「定年後は無借金経営」できるとしたら、恐らくあなたは人生の勝ち組でしょう。
そこには「学歴」も「属性」も関係ない「マネーリテラシーの勝利」があるだけです。
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