勉強しすぎて失敗する投資家

投資で失敗した人 思考を変える
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どんな投資や事業を始めるにも一定の知識や経験は必要です。

しかし、勉強する事に比重を置きすぎると、リスクばかり考え行動できなくなる人も。

知識武装も大切ですが、最初は小さく始める事が投資では重要でもあるのです。

 

おはこんばんにちは、社畜です(=゚ω゚)ノ

私はサラリーマンの給与、不動産賃貸の家賃、ブログ収入の3つの財布から収入を得ています。

ブログに関しては残念ながら大口を叩ける額まで稼いでいませんが、それでも「0→1」は達成できたので、一応収入の1本としてカウント。

会社からの給与は全て奥さんに渡しているので、実質の稼ぎ頭は不動産賃貸収入となります。

大家業を始めたのは2016年4月で、紆余曲折を経験しながら大家歴7年目に突入したわけです。

過去を振り返ると、単月の赤字月(納税などで)もありますが、一度も会社の給与から持出しをした事がありません。

不動産投資は多額の融資(借金)を受けるので、一度の失敗で大きな損害を被るといったネガティブ思考の方が多いですが、私の周囲では「もっと早く不動産投資を始めれば良かった」と、ポジティブな後悔をする大家仲間がほとんど。

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投資資金は自己資金全額を注ぎこまないで始める

 



投資を始める際に頭に入れて欲しいのが「資金全額は注ぎこまない」「失敗しても建て直しできる余剰金を用意しておく」ことが重要です。

株やFXなどの金融商品、不動産投資も同じで最初から全額投入するのは危険です。

理由はシンプルで、失敗した時に一発退場で二度と投資世界に戻れないからと「失敗を学べなくなる」からです。

余剰資金が残っていれば、一度失敗した理由や精神状態を客観的に分析し、再挑戦する事も可能となります。

最初から全額を投下してしまうと、深層心理に「失敗できない」「これで大丈夫なのだろうか」といった迷いや決断の遅れが出てしまい、絶好の好機を逃してしまう恐れがあるのです。

気持ちに余裕のない投資の大半は冷静な判断ができず、導きだした答えは大抵間違った判断になります。

特に株やFX等の金融投資ではこの現象が顕著に出てくる状況で、冷静な分析をしているつもりでも「自分に都合の良い分析」に無意識に導きだしてしまうのです。

この、目に見えない心の余裕の大きさが、失敗を取り返す人と、一発退場となる人の分岐点になるとも言われています。

経験に勝る知識武装はない

私がTwitterでフォローしているユーザーさんに、こんな呟きをしていた人がいます。

◆私の経験

自宅で悶々と不動産投資本を50冊とか読んでる時間あったらさっさと戸建1軒買って、悩んで、都度調べて、挑戦して失敗して、職人に頭下げて何とか仕上げて不動産屋に客付営業行って、家賃貰って浮かれて半年後に取得税にびっくりするサイクルを経験する方が50倍勉強になる

引用:社畜大家アカウントでフォローしている方の呟き

ぱっと見で辛辣な呟きに見えますが、これは不動産投資の真意を突く深い呟きだと思います。

私の場合、不動産投資を始めると決意してから物件購入まで1ヶ月も掛からず融資を受け大家になりました。

今考えると我ながら凄い行動力だと思う反面、何て無謀な男だとも思います(;’∀’)

メンターが、直ぐに掘り出し物の物件を見つけてくれ、知識武装する前に購入した物件。

最初は多くのトラブルや問題を抱え、毎週末は自分で職人の知人に手法を教わりながら建具の塗装をしたり、破裂していた水道管の修繕費を準備するため公庫に通って書類を作って提出したりと、事前に勉強した表面上の知識は何一つ活かされる事はありませんでした。

経験から学ぶ知識と体験は何より大きな財産

そんな物件も今では安定した満室物件で、表面利回りも30%越えに育てる事に成功。

今後のステップアップのため売却も完了し、その資金を元手に新たな物件購入の頭金として活用しています。

この物件から実に多くの学びと経験、人脈作りができ今の自分が居るのだと心の底から感謝しています。

昔の様に「まずは勉強してから」などと悠長な事をしていたら、今も読書やセミナーにしか通わないバーチャル大家のままだったかもしれません。

私が不動産投資を始めた時期は金融機関も融資間口が緩い時期だったので、運も味方してくれていたと思いますが、今の私なら「物件価格が高騰しているから」「金融機関の融資が厳しくなっているから」などの外的要因で購入を見送る事はないでしょう。

そこは経験から学んだ事で「買える時が買い時」と経験から学んでいます。

小さく始めて大きく育てる、時間を味方に付ける投資

どんな投資でも小額資金で財を成す事は不可能です。

同じ利回り4%でも、10万円と1000万円の投資額では得られる利益額が違います。

「結局金持ちだけが有利」だと投資を諦めるのであれば、それは個人の自由なので一向に構いませんし、大抵の人は小さな投資額から経験を積み修羅場を経験しながら、資金を複利の力で育てて大きく稼ぐようになったのが事実です。

情報商材販売など、誰かから金を騙して稼いだ人の末路は大体一緒で、悲惨な因果応報を受けています

私は不動産投資で地道に家賃を貯め、その資金で新たな物件を買い増しながら徐々に収入額を増やす事に成功しました。

高卒底辺学歴が大卒エリートの年収を超える

私の最終学歴は高卒です。

特に実家が商売していた事もなく、普通のサラリーマンの家庭で育ちました。

特段なにかの資格も持ち合わせておらず、強固な人脈も持ち合わせていません。

唯一誇れるのはメンターに恵まれた事と、恐怖心を持ちながらも行動を起こした事くらいです。

不動産投資で失敗したとしても「最期は物件全部を売却すれば傷は最小限になる」と覚悟を決め「自分は幸運の持ち主!絶対に成功する」と弱気な自分を鼓舞し続けた事くらいです。

大家を始めてからも勉強は続け、とにかく色んな事を後回しにせず行動し続けた結果、多くの方々の信頼を得て今の自分が存在しています。

今では一流大卒エリートの平均年収よりも、私の家賃収入の方が上回っている事を知り「お金の稼ぎ方に学歴は関係ない」と心から理解する事ができています。

人を騙して稼ぐは論外ですよ。

私は大家業を通して生活弱者に部屋を貸したり、直接的な雇用を創出できないので地元業者へ発注を心がけたりしながら間接的な雇用創出になればと考えています。

自転車に始めて乗った時を思い出そう

誰もが自転車を乗る練習をした経験があると思います。

その時、本を読んで勉強しましたか?

誰かに支えて貰いながら補助輪を外し、後ろを支えて貰い、少しずつ一人で乗れるようになりましたよね。

不動産や投資も一緒で「経験するから上手くなれる」のであって、知識だけで上手く運用する事は決してできません。

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