住宅ローン返済が苦しい人は、リースバックを検討しよう

家族団らん 社畜のマネー知識
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おはこんばんにちは、社畜です(=゚ω゚)ノ 

過去にも色々な議論が繰り広げられた不動産は賃貸派かマイホーム購入派か。

どちらにも一長一短のメリットとデメリットがあり、双方の主張は間違ってはいないと思います。

賃貸には賃貸の、持ち家には持ち家のメリットとデメリットが存在します。

賃貸住宅に住み続けるメリットとデメリットと「既に持家を所有しているが毎月の返済が厳しくなってきた人」への私の視点で解決策をご提案します。

ちなみに私は現在持家ですが、大家業を始めて思ったのは「自分が済むなら賃貸物件で良かった」と考え直した事です。

それが正解か間違いかは別として、現在賃貸か持家かで悩んでおられるようなら、ぜひ参考にして下さい。

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賃貸住宅のメリットとデメリット

社畜
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まずは賃貸物件に住むことで感じるメリットを簡単にご紹介します。

後になって知る人も多い税金なども持家には毎年発生するので覚えておきましょう。

固定資産税を払わない

賃貸住宅で一番のメリットは固定資産税を永久に払う必要がない事です。

実際に住宅を建ててみて、一番想定外だったのが「税金などのランニングコスト」負担です。

賃貸集宅の固定資産税などは、所有者である大家が払うので賃貸に住んでいる人には無縁の税金です。

大規模な区分マンションなどにお住いの人は「管理費」「修繕積立金」など家賃の他に毎月支払う物がありますが、これは税金の類ではないので割愛します。

この税金は持家や分譲マンションを購入された人の場合、一定年数の減税措置などがありますが、結局はいつか納税する日が訪れるので永久に固定資産税と無縁でいる方法は、賃貸住宅に住み続ける事です。

設備修繕・交換は基本的に大家に義務がある

次に賃貸集宅で嬉しいのは、住宅設備の修繕や故障による交換・入替えです。

こちらも基本は入居者が故意に破損させた以外は設備に不備が生じると大家が修理や交換対応をします。

これが持家だと修理も交換も全て自腹で行う事になります。

概ね高額なのがボイラー等の給湯設備や冷暖房機器関係ですかね。

10年~15年サイクルで大家は交換を視野に入れなければなりません。

住居を好きなときに変える事ができる

次は「生活環境に合わせて居住地や部屋の大きさを変えられる」事です。

ここが私が一番賃貸で羨ましいと思うポイントです。

勤務先や子供の成長、住居の経年による劣化や隣人トラブルなど、ほとんどのストレスは引越しで解決できます。

賃貸住まいでのデメリット

社畜
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賃貸最高!と思われるかもしれませんが、賃貸には持家には無いデメリットも当然あります。

次にデメリットですが、やはり「家賃を払い続けても自分の持家には一生ならない」事です。

ここは個人の考え方が違うので、一国一城の主になりたい方は諦めて長期ローンで持家を購入するしかありません。

次に気になるのは隣人との「音のトラブル」でしょう。

特に小さなお子さんが隣接した部屋にお住まいの家庭はとても気になりますね。

騒音によるトラブルは、あなたが被害者にも加害者にも成りうる事象です。

隣人の訪問者が勝手に他の住人スペースに車を停めるなど駐車場トラブルも案外多く、私が所有する物件でも管理会社へ苦情が来る事があります。

大家のトラブルへの対応姿勢も重要なポイント

設備の不備や隣人とのトラブルに関して、管理会社へ色々と報告や相談をする事もあるでしょうが、ここで重要なのが「所有者である大家の対応速度」です。

どんなに優秀な管理会社で会っても「大家の許可無しに設備の修繕・交換はできない」のが基本です。

急を要する事象であっても「何を勝手に交換してるんだ!許可なく行った物の費用は払わないからな!」と大家に言われてしまうと管理会社は完全にお手上げです。

このため、部屋探しをする時には仲介会社に大家さんの過去に発生したトラブルへの対応速度などを確認するのも良いでしょう。

素直に答えてくれるかは業者と担当者しだいですが。

持ち家のメリットとデメリット

何といっても最大のメリットは「一国一城のあるじになれる!」、これに尽きます。

男性なら自分の稼ぎで持家を建てたいと考えるのは当然だと私も思いますし、過去の私がそうでした。

私も若い頃に頑張って住宅ローンで家を建てました。※不動産投資を始める前です。

特に子ども達が小さかった時に周辺への音を気にせずに自由に遊ばせる事ができたのは良かったと思います。

それぞれの部屋も用意してあげられたのは父親として誇らしく思うところです。

持ち家は賃貸住まいの時より固定費が増える事を覚えておこう

一方で、先にも触れた賃貸で暮らしていた時よりも、さまざまな支出も増えました。

思いつくところで「固定資産税(毎年)」「水道光熱費の基本料と使用料の増加」「設備の修理や交換」「庭の草刈り」などです。

私が住む北国の場合、駐車場や家の前の除雪という冬には過酷な労働も増えてしまいます。

賃貸だと除雪スペースも小さく、大家さんが除雪業者を手配してくれ無料で除雪してくれる物件もあります。

特に電気代は使用するアンペア数が大きくなるので、基本料金から固定費が変わるので住み始めてみて「あれ、何か電気代が上がってる」と感じる人が多いです。

まれにアパート住まいから借家へ引越された入居さんが「電気代が高い、何か別な用途に電気をしようされていないか」と問い合わせてくる方もいるくらいです。

ここまでザックリと賃貸と持家による違いを教えましたが、皆さんは「賃貸と持家のどちらを選択」するでしょうか。

私の経験と大家業を営んでいる観点から考えた場合、答えは以下の通りです。

 



子ども達が独立したら持家をリースバック契約に変更する

リースバックって言葉を皆さんご存じですか?

簡単に説明すると、持家の人が自分の自宅を売却する事なんですが、ここがリースバックの良いところで「家を売ったのに、そのまま賃貸住宅として契約して住み続ける事が可能」なシステムなのです。

もう少し噛み砕いて説明すると、自宅を売る→お金が入る→売却した自宅を今度は買主さんから賃貸契約を締結し賃料を払って住み続ける。

しかも賃貸契約ですから「固定資産税は大家持ち」「契約内容によっては設備が壊れた場合、大家負担で交換してもらう」など、意外とメリットが多いのです。

長く住んだ自分の家を手放すのは心もとないかもしれませんが、核家族化が進んでいる現代で、将来自分の家が相続問題に大きなお荷物になる可能性もあるんです。

これだけ核家族化が進む時代、子ども達も自分たちの家族を持った時、あなたと同じように自分の家を持ちたいと思うは必然です。

そうなると設備が古くなった親の家には住みたくはないといった気持ちになるのも当然です。

自分は子ども達に負の遺産を残したくないと考えているので、奥さんと「最後は賃貸に住もうか」と話しています。

子ども達が住んでくれるならそれが一番嬉しい事ですが、やはり時代の流れには逆らえません。

低収入・賃金が上がらない・リストラが進む現代の問題

この他にもリースバックはローンの支払いが厳しくなってしまった人達への救済措置としても有名です。

昨今のコロナ禍で収入が激減してしまい、住宅ローンが払えなくなるケースも増加

政府も様々な対策を講じてくれてはいますが、全ての人を救済するのは残念ながら不可能です。

せっかく購入したマイホームを取り上げられるのは嫌っ!とか、子どもが今の学校から転校する事になってしまうので、何とか耐えしのぐ方法はないのか、絶対に破産なんてしたくない!とか。

夢のマイホームが逆に家計への負担が重くのしかかるなんて事は残念なことです。

しかしリースバックを上手く活用する事で、自宅の所有権は失ってしまいますが、そこに住み続ける事は可能となり、もう一度人生設計の再起を図る事も可能になります。

選択肢が増えている時代だからこそ道は開かれる

インターネットが普及した現代。

さまざまな事件や問題しか定義しない昨今のマスメディア報道は、正直いって嫌いです。

視聴率を取る事ばかり考え視聴者へ不安や煽りの報道を継続し続け、具体的な解決策などはコメンテーター達へ責任の丸投げしかしない番組ばかり。

もっと情報弱者を救済できる具体的で再現性の高い報道をして欲しいものです。

どのチャンネルもニュースは同じ内容ばかり、情報番組も似たような番組ばかりで視聴者ではなく「視聴率」と「スポンサー」しか彼らは見ていません。

だからこそ個々が正確な情報や新しい選択肢を増やす情報を提供する事が、より良い生活を送ることができる最良の方法だと思います。

「住まい」というキーワードひとつ検索しても、多種多様な情報がネットには溢れています。

そこから自分に都合の良い情報だけでなく、成長や新しい生活のヒントを提供してくれる情報強者になる努力が必要です。

私の住む田舎にもリースバックを利用している人は案外多く、正直驚きました。

「こんな田舎で需要あるんですか?」と取引会社に聞くと「社畜さんみたいに収益物件を手掛けている人が購入して、そのまま前オーナーに賃貸するパターンが一般的で、需要は確実に増えています」と教えて下さいました。

なるほど・・・売る人・買う人・仲介する人の三方良し、近江商人のようなシステムなのか・・・と思いました。

将来を見越してリースバックを考える

日本で進む空き家問題は年々深刻さを増し、街の景観を損ねるだけではなく建物の老朽化による倒壊の危険性もはらんでいます。

大概は入居がいなくなった物件の放置が問題で、固定資産税を安くするために建物を壊さずに放置される事が問題なのです。

誰にも引き継がれない家を持つのであれば、自身が生きているうちに有効活用してくれる人達へ譲り、人生の最後まで住み続けてバトンを渡す方が「不動産の有効活用」に繋がります。

リースバック物件を欲しがる大家は多く、定期的に修繕やリフォームを繰り返しながら、あなたが大切にしていた物件を長い間有効活用してくれます。

あなたの子孫が「持て余す物件」になる前に、支払いが厳しいのに無理して持ち続けるより有効活用してもらう事で色んな問題が解決していく事でしょう。

 

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