株やFXなどは短期売買による差益で儲ける事が可能な投資だが、不動産投資は少し状況が違う。
安く仕入れて高く売る方法も可能だが、不動産投資の旨みはそこではない。
物件を売りに出してる状態でも毎月確実に家賃収入が入るので、長期目線での戦略が鍵となる。
おはこんばんにちは、社畜大家です(=゚ω゚)ノ
株式投資やFX投資などは流動性が高いため、購入してから数分~当日で売却し利ザヤを稼ぐ事が容易に可能です。
株主配当金や金利差によるスワップを貰う方法もありますが、株主配当金は年に1~2回程度で、その間に株価が下がると資本比率は落ちてしまいます。
FXでスワップを稼ぐ方法も一時は流行りましたが、やはり通貨価値の上下動で安定的に資本を増やすには精神的な強さと資金力が必要です。
一方で不動産投資は、売りに出している最中も毎月家賃収入が得られる優秀な投資であると考えます。
毎月が配当金のように家賃が入ってくる
不動産投資の良い点は、毎月お家賃があなたの口座に振り込まれる事。
特に設備トラブルも無く、返済額より家賃収入が多ければ着実にあなたの口座は潤います。
更に物件売却を始めても、不動産は直ぐに売り手が決まる物でもないので、その間もあなたの口座には毎月お家賃が振込まれます。
「この金額であれば売っても良いよ」といった額で販売し、売却に多少の時間を要しても、あなたの懐が痛む事なく家賃が入金され続けます。
短期の利益確定投資に不動産は適さない
不動産業者であれば、物件を安く仕入れ修繕し、直ぐにエンドユーザーへ実需売りする事はありますが、私達の様な一般投資家であれば「売却益は最後のご褒美」と考え、その間は家賃収入で借入金返済を行いながら毎月キャッシュフローを貯め、次の物件を購入する方が大家としての収入は膨れ上がります。
つまり、不動産投資は短期的な利益ではなく、長期目線で物件運用をする必要性が極めて高い投資であるのです。
◆過剰に数字にこだるとミスが生まれるね…🤤
Twitterでフォローさせて頂いている方のツイートより
短期の数字を追い続けて成長するよりも、10年20年先の数字を追って成長を続けたいね…🤤🧠ハァハァ
購入→運用→売却までが不動産投資の一連の流れ
物件を購入し、入居付けして満室運営し、最後にオーナーチェンジで売却して一連の物件運営は終わります。
つまり、目先の利益以上に最後の売却まで「いくらの儲けが最終的に出たのか」が重要となってきます。
大家初心者の頃は、毎月の利回りに重点を置いて運用しても問題ないでしょうが、最後の最後で売却先が決まらない物件では、高額な修繕費や取り壊しに掛かる費用を全額負担しなければならなくなり、恐らく最終損益は赤字になる可能性が高いです。
このため、中古物件などは「減価償却が終了と同時に売却」する人も多く、秀逸な物件以外であれば購入と売却を繰り返しながら規模拡大する方が大家として成功確率は上がるでしょう。
フロービジネスとストックビジネスの両取りをしよう
不動産投資の良い点は、ストックビジネス(家賃収入)とフロービジネス(物件売却)の両取りをする事が可能な点です。
売却までの期間は可能な限り満室期間を長く維持させ、大規模修繕が必要になってくるタイミングで売却し、売却益を活用して より優良な物件を購入する資金作りを行います。
ここまでの期間で凡そ数年~15年程度で、物件の状態によっては10年も経過せずに売却する大家も多いです。
どんなに優秀な物件でも、いつかは必ず大規模修繕を行う日が訪れます。
そのタイミングを逃すことなく、効率良く売却する事で稼ぎを叩き出し、新たな規模拡大を経験する事で、あなたの大家レベルが成長します。
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