昔に測量した土地面積は、登記と実際の面積が違う事が多いです。
面積が増えるのであれば購入側としては嬉しい誤算ですが、今回は登記より小さかった案件に。
販売価格の再交渉や、購入見送りなど選択肢はありますが、私が選んだ選択肢は・・・。
おはこんばんにちは、社畜です(=゚ω゚)ノ
以前に書いた法人で動いている新築物件ですが、売買契約前の測量で問題が発生しました。
登記上の面積と実際の面積に大きな乖離がある事が判明し、管轄する職員立ち会いの下で再測量を実施する運びに。
このため、売買契約の日程が1ヶ月程度遅れる結果となります。
不幸中の幸いな出来事
今回の再測量で、登記上の面積より実際には15坪以上の土地面積の縮小が発覚。
金融機関側も「さすがにビックリですね」と苦笑い状態。
不幸中の幸いだったのは、建築プランと駐車場レイアウトに変更を掛けず工事ができる事。
もう一つは、土地は現金購入で行うため融資に大きな影響は出ないだろうと言う見解を金融機関から頂けた事。
実際には現金購入した土地も担保には入れるのですが、私の主戦場は田舎なので、そこまで売買価格に影響は受けないです(笑)
仲介担当から値引きの提案を受ける
今回ご紹介頂いた仲介会社の担当者より「値引き交渉をさせて頂く」との提案を頂きました。
土地面積が登記より大幅に小さかった事が判明した時点で、素早く報告をしてくれ、謝罪などに来てはくれたのですが、ここは正直言って仲介担当者の落ち度と思っていません。
昔からある土地の場合、特に田舎町では登記上の面積と実寸に乖離があるのは、よくある事。
今回は想像以上に乖離が大きかったですが、販売価格としては驚くような乖離ではありません。
それよりも、好立地の土地を取得したい気持ちの方が私は強いため、売買価格の1桁万円の数字をカットして頂くだけで良い旨を伝えました。
金額にして3~4万円程度でしょうかね。※実際には数十万の交渉が可能でしたが
大家としては数十万の減額は大きなものですが、販売価格が減ると当然ながら仲介手数料も減ってしまいます。
今回の土地は他の大家でも欲しがる立地だったので、私を一番に案内してくれた仲介さんの気持ちに応えたい方が強かったです。
実際には減額も必要なかったのですが、担当者の思いも無駄にしたくなかったので、必要最低限の減額交渉としました。
最悪は売買契約が破断してしまうリスク
本来なら、小さくなった土地面積分を細かく計算して売り主へ減額交渉するべきですが、私は今回「損して得取れ」の気持ちで売買を進めます。
仲介さんとの信用構築、売主様への不要な不快感を与えない事が最優先事項でした。
「俺は客だ!登記より面積が小さい!値引きしろ!」と言うのは簡単ですが、最終的に誰に売るかは売り主側であり、誰に物件を案内するのかは仲介会社側です。
買いたい人は山の様に存在する中で、私を選んでくれた事を後悔するような思いだけはさせたくないですね。
売買契約に向け着々と進めていきます
そんな訳で、今回も色々と良い経験を積ませて頂きましたが、今のところ目先の問題はクリアとなりそうです。
ここから売買契約を行い、無事に売買が成立し、晴れて建築がスタートするわけですが、今後も大小様々な問題が発生するかもしれません。
「自分は色んな人に助けられて大家ができている」の精神を忘れることなく精進してまいります。
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