コロナ禍で浮き彫りとなった企業崩壊と精査

ビル群を見上げた景色 思考を変える
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おはこんばんにちは、社畜です(=゚ω゚)ノ

私の住む地域も蔓延防止法や緊急事態宣言が解除され、徐々に日常の生活が取り戻され始めては来ましたが、感染者の増減は今もなお繰り返されており、今となっては誰が感染しても驚く事すらしなくなった「慣れの風習」と化してしまいました。

コロナ感染者を抑えるために必要な措置なのは理解できますが、どうにも内容が中途半端過ぎて効果に疑問を持っています。

2022年7月に、日本は世界一の感染率となってしまったのですが、今までと同様に「マスク着用」「徹底した消毒作業」を実行していた意味が本当にあったのか、本当に飲食業界が感染拡大の原因だったのかなど、改めて専門家や医師会などの見解を懐疑的に見ている人も増えています。

飲食店や観光業も各店が生き残りをかけ新しい取り組みを試行錯誤で続けています。

今日は、コロナ禍で浮き彫りになってきた私たちの社会生活について思うところを書きたいと思います。

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飲食・観光・エンターテイメント業界の脆弱さを実感

私は頻繁に外食するタイプではなく、飲食店の営業時間短縮に特に困ったと感じる事はありません。

テレビ等でインタビューを受けている方々は「困る」とか「何とかして欲しい」とコメントしていますが、私の中では「そんなに外食する人が多いのか」と言った感じです。

我が家の外食は多くても月に1度くらいですから、外食産業が如何に多くの「外食富裕層」に支えられていたのかが分かります。

会社帰りのサラリーマンやOL、取引先との接待など「外食ユーザー」の需要は都会に限らず地方でも経済を支えていたのが分かります。

緊急事態宣言が解除された今であっても「感染リスクの高さ」の見解が残る飲食業界では大きな決断を迫られている事となり、まさに生き残り合戦が始まっています。

この戦いに勝ち残った店が今後はコロナで失った損失を回収する攻勢に打って出る事となるのですが、私の考えでは、飲食店の2~3割以上は今後閉店か倒産する事になると思っています。

 



簡単に始められる業態の生き残りの難しさ

飲食店は簡単にお店を出す事ができるのはご存じの事だと思います。

営業する箱とスタッフ、調理器具さえあれば自宅で開店する事だって可能です。

故に競合が多い業種で、開店から2年以内に半分以上の店が閉店する厳しい世界。

ただでさえ顧客の奪い合いが激しい中で「肝心の顧客が外食しない状況」に陥ってしまうと、打つ手がありません。

個人レベルで営業している飲食店は、案外貯蓄している額が少ないのも特徴的で「原価2~3割の商売」とも言われていますから、その中で貯蓄が出来ていないと言う事は事業として成立できていない経営を行っている事になります。

 



ドンブリ勘定が多い経営は今後淘汰されていく

飲食店はドンブリ勘定の店も多いと聞きますが、普段から仕入原価やコストの把握が徹底されているチェーン店などは、このコロナ禍でも生き残り戦略を考えている先が多く「客が来ない」「商品の種類が出せない」などの不平不満ばかりをこぼしている飲食店では到底太刀打ちできないでしょう。

私の知人が経営している飲食店も「普段からのコスト意識」「店舗のキャッシュフロー」を徹底しているため、今回の緊急事態宣言も「想定内」だったそうです。

この辺が生き残る企業と淘汰される企業の違いなんだと感じました。

フロービジネスに関する記事はこちら

 



観光業は高コストが仇となる

観光客で成り立つ観光業において、普段から定期的な設備メンテやリニューアルなど、計画的に資金をコントロールする事が重要な産業です。

しかし、今回のような「想定外」の状況で、各社ともに経営基盤が揺らいでいるのも大きな事実でしょう。

特に旅行代理店は軒並み支店や営業所を閉鎖、人員整理に入っており「旅行会社頼みの運営」をしていた観光施設は壊滅的な打撃を受けています。

こうなると経営手腕が試される事となり「独自で顧客開拓」「代理店に頼らないブランド作り」が重要になってきます。

安価で数勝負する代理店頼みの時代は終焉を今後は迎える事となり、独自色を広くPRできる観光施設が勝組に名乗りを上げる時代になるのは明白です。

私の友人も「旅行代理店よりネット顧客の方が重要」と考え、数年前から大きく経営方針をシフトし成功を収めています。

 



コロナ禍でも赤字になっていない宿泊施設運営

私の友人が運営する宿泊施設は、コロナ禍にあっても黒字経営を続けているそうです。

理由は数年前から始めたネットからの上客の確保と、安さだけで来る顧客を断ち切った事と話してくれました。

海外からの顧客も富裕層が多かったので、被害が大きいと思っていたのですが「外国客は5%しか受けない」という鉄の掟を守り通した結果、国内の富裕層リピーターで部屋は常時6~7割埋まっているそうです。

感染予防で一時的な出費は出ましたが、他の宿泊客と施設内で出会う可能性が低い施設構造のため、一部の富裕層リピーターは安定的に申し込みが継続されています。

社畜
社畜

6~7割の埋まりで経営大丈夫なん?

人件費とか削ってるの?

友人
友人

顧客単価が今までと全然違うから給与も今まで通り出して大丈夫。

旅行代理店任せの経営から切り替えて正解だったよ

社畜
社畜

コロナ融資は受けたんでしょ?

返済とかあるし、やっぱり今後は苦しくならない?

友人
友人

念のために融資は受けたね。

でも、借入金には手を付けていないので今後は役員と話し合って早めに返済するか

状況を見極め&未来予測を立てて決める感じかな。

エンターテイメント業界は新たな挑戦を始めている

こちらの業界にも知り合いがいるのですが、あまり詳しい事が書けないので簡単に。

昨年の打撃は大きなもので、多くの企業が経営が成り立たず残念な結果となる企業もあったそうです。

今は、箱物イベントで人数制限があるので「いかに臨場感を出してライブ配信を開催するか」がポイントだそうです。

確かにサーバーが強固であれば数万人入場可能な会場に「倍以上の視聴集客が可能」となるわけで、会場スタッフなどの経費も削減できる事になりますね。

さすがはエンターテイメント業界は最新の機材などを駆使しながら多種多様な試みを続けているようです。

ブログ運用で社畜が使ってるサーバーはこちらです

コロナで変わる経営に対応できるかが勝敗の分かれ目

観光産業やエンターテイメント業界は既にコロナ後を見越した新しい取り組みに着手している企業も多く、新しい私たちの価値観に近づく努力をしています。

飲食店も宅配やテイクアウトに業態をシフトするなど、新生活スタイルに対応する努力をし始めている店も増えているようです。

今後の生き残りのカギを握るキーワードがあるとするならば「愚痴ばかりで何もしない」「行動を起こすか起こさないか」「経営環境を把握できているか」です。

コロナによる影響で様々な業態が打撃を受けているのも確かですが、それを嘆いていても事態が改善する事はありません。

自身で独立や経営の道を選んだのですから「そこに責任が伴う覚悟」がなければいけないと私は思います。

我々サラリーマンも決してお気楽な商売ではありません。明日突然「解雇通知」を受ける可能性を365日秘めた中で日々の業務に取り組んでいるのです。

お互いに前を向き、この窮地を乗り越える創意工夫を続けて行きましょう。

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