副業か起業でお金を稼ぐ先に見えること

金の延棒 思考を変える
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あなたが思う「お金持ち」の定義とは何でしょう。

何億円も稼ぐ事?FIREして悠々自適な生活を過ごす事?

稼ぎ続ける先に、あなたが満足するゴール設定を明確にイメージしてますか?

 

おはこんばんにちは、社畜です(=゚ω゚)ノ

左遷された社畜から副業で大家業を始め、すっかりサラリーマンの年収を超え、色々と見えてきた世界があります。

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お金持ちになりたいという曖昧な考え

 



私が大家業を始めたのは、過去に大きな病気で職場の戦線離脱をした入院期間の減給がキッカケ。

身を削って会社のために頑張ってきたつもりでしたが、いざ入院すると会社は問答無用で給与削減したのを鮮明に覚えています。

ここがターニングポイントとなり「自分の身に何か起きたら家族を路頭に迷わせてしまう」という危機感から不動産投資を始めたわけです。

不動産投資は、属にいう不労所得を構築する事で、私の身に何が起きても家族は生活に困らない収入源を確保できます。

サラリーマンの給与だけでは、家族に安心した未来を残す事ができないと考えたのです。

不労所得=お金持ちと思った大家デビュー時代

簡単に考えると、お金持ちの定義は人それぞれです。

私の場合、一定程度の不労所得が得られれば、家族が安心して暮らす事ができる=お金持ち

と、かなりアバウトな思考で不動産投資を始めました。

具体的な月収や年収は勿論ですが、最初の目標額は「会社の年収」を目標設定しました。

多くの方も会社の月収や年収を初期の目標にされる事が多く、私はサラリーマン年収の1.2~1.4倍で考えた方が良いと思います。

理由として、今まで会社が半額負担してくれた社会保険料等や給与支給額の不確実要素(収入の波)を考慮した場合、上記の数字を目標にした方が、安全にリスク回避できるのではないかと思うからです。

お金持ちの定義を見失いかけた時期も

大家業を始めた頃は、勉強不足や資金力不足で金策(追加融資)に奔走したり、修繕費コストを削るため休日の早朝から深夜まで部屋の修繕作業を一人で行ったりと、今思えば貴重な経験と経営思考に意識が変わる大切な経験でした。

その甲斐もあり、徐々に空室が埋まり修繕などを外注できるまでに資金繰りが調い始め、新たな融資を受け物件を増やしたりと、創業から拡大へ大家のステージが変わりつつある時に訪れた気づき。

「あれ?年間キャッシュフローが会社の年収を超えている(^^;)」

記憶が曖昧ですが、3年目の確定申告時にサラリーマン年収を超えていたのですが、全然実感が湧いていませんでした。

自分はお金持ちになれたのか

自分の中で、大家として未だ半人前にもなっていない自覚もあり「まだまだ規模拡大をしないとFIREどころか家族に安定した収入源を残せない」と自分を鼓舞していた時期だったので、不動産投資の破壊力の大きさを実感し、サラリーマンは底辺の職業なんだと実感してしまったのです。

そして「いくら稼げたら金持ちなんだろう」と、自分の中での定義が崩れてしまった瞬間でもありました。

社畜
社畜

いくら稼げたら自分が「お金持ち」と思えるのか。

個々で目標設定の差はあるけど、上を見たらキリがなく、稼げるだけ稼ぐ思考は無理な投資をする危険性も孕んでいるので、あまりお勧めできません。

個人事業主から法人へ移行する

私はサラリーマンなので、不動産所得が増えると税金もうなぎ上りで課税されるので、金持ちになるには個人事業主では不可能、との結論に至りました。

このまま規模拡大を続けても、税金徴収額も比例し「資産構築の効率が悪い」ので、節税対策(減価償却)を施すために物件を購入し続けるしか大幅な節税方法はありません。

不動産に関わらず、日本の税金徴収の仕組みを考えると、必ず最後に行きつく先は法人化。

法人の場合、サラリーマンでは経費にできない支出や節税対策が認められる事も多く、それが合法的にできるのです。

ここから「家族に物件を残す」から「会社を残す」に目標設定が変わり、大きく舵切りする事となります。

お金持ちになる目標は意味がないと思い始める

結局のところ、お金持ちという曖昧な目標は意味が無いとの結論に至ったのですが、そこには以下の思考が芽生えたからです。

1:金額の目標設定をしても、結局は更に目標額を上積みしてしまう

2:数字に固執して無理な規模拡大を行ってしまう

3:目標に何の意味があるのか明確に定義設定できなかった

株やFXで投資している人は経験があると思いますが、今日の利益目標や、今月の利益目標などを設定しながら取引しませんでしたか?

私はあります。

そして目標を達成させるために無理なトレードを行い結局は損切りする事に。

人は目標があると行動しやすく、モチベーションも上がりますが、この思考を逆に考えると危険な状況でも取引に飛び込む恐れがあるマインドだと言えます。

あと1,000円儲かれば今日のノルマ達成!と思い、非常に難しいチャート状況でもエントリーしてしまったり、利確決済を先伸ばししてしまう事で目標額の直前で暴落とか。

この文章を書いてるだけでも、嫌な思い出がフラッシュバックされます(一一;)

結局のところ、お金持ちに成るという目標設定が間違いかもしれない

あなたが考える「お金持ち」とは、YouTubeやブログで大金を稼いでいる人達のレベルでしょうか?

それとも、ネットで検索すると出てくる日本人の平均年収より上に入る額ですか?

その目標が達成されたとして、その先にあなたは何を感じますか?

お金を稼ぐ事は良い事で、人様を騙さず稼いだお金は間違いなくあなた自身の成功です。

高価な物を買いあさり、自由に旅をしたり、一流シェフの料理を毎日食べても誰にも文句を言われる筋合いはありません。

むしろ会社だけに収入依存しているにも関わらず、会社や上司の愚痴しか言えず、自分が貧乏なのは国や他人の性にしている挑戦しない者達。

お金を稼ぐ事は悪と言われても、負け犬の遠吠え位に思って良いです。

お金を稼ぐには、大なり小なりリスクを自身で背負っており、そのリスクからリターンを得たお金は間違いなくあなたの実績です。

副業は禁止と言う人もいますが、大家業を含めて「資産運用」は副業ではありません。

後ろめたいのであれば、法人化して家族を社長に置き、あなたは無給でお手伝いすれば良いだけです。

お金持ちになって、経済的自由を手に入れた先にある事や見える事とは。

今の私に見えているのは家族全員の幸せです。

私は「これが買いたい!あれが欲しい」といった物欲が、あまりありません。

だとしたら家族全員の幸せって何だろう?と考えながら不動産投資を続けています。

考えるからこそ、お金の大切さに意識が向かう

お金の持ちの定義や家族の幸せ、経済的自由など様々な目標や定義、考え方が世界には存在します。

ですが、お金持ちの定義に「これが正解」というものは無いと思います。

どこまで稼いでも、人は決して満足や安心できないでしょう。

あなたなら、私が探し求めているこの定義の答えを導きだせるでしょうか。

私は最終学歴が高卒で、一部上場企業にも勤めていない地方の漆黒企業で働く左遷された社畜です。

不動産投資に出会えた事が人生の大きな分岐点となり、一世一代の決意で大家業への道へ踏み出したにすぎません。

今の生活があるのも一歩を踏み出した事、運が良かった事、多くの人に助けられた事など、偶然に偶然が重なっただけで、全て自分の実力とは思いません。

お金持ちの定義なんて贅沢な悩みを持てるのも、多くの方の支えがあっての悩みであり、贅沢な悩みだと思っています。

ただ、それでも自分が「お金持ちって何?」と考えられる環境に居られる事に、心から感謝し、次のステージに向かいたいと思います。

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