会社でしか権力を誇示できない井の中の蛙社員に思う事

赤と青の炎、抗争 社畜の労働日記
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おはこんばんにちは、社畜です(=゚ω゚)ノ

そろそろ私も50歳の大台を迎える歳になりましたが、まったく出世意欲が湧かず、むしろ衰退産業の勤め先で「あと何年、この会社は生き残れるだろうか」を真剣に考える今日この頃。

地方エリアで地元だけを商圏とし事業を行う姿勢に若干の変革は起き始めていますが、それでも旧態依然の殿様気質が残る今の会社では、市場とのギャップが大きすぎて業績を立て直せる兆しは見えません。

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中小企業での出世レースも終焉か

 



私の会社にも出世意欲が異常に高い人がいます。

仕事で実績を伸ばし出世街道を進むなら問題ないですが、この人材は上司の粗探しをして会社に密告する手法で上の人間を引きずり降ろし、その成果として昇進を続けていきます。

仕事で確かな実績は無いのですが、非常に立ち回りや根回しが上手く、権力者から一定評価を得ている事で、瞬く間に昇進していき、今では役員にまで上り詰めました。

しかし、実際には現場社員から「パワハラの人」と恐れられており、戦国時代かの様に誰も彼に逆らう事ができません。

逆らった者は、瞬く間に左遷人事を受け転職や退職をしていきます。

既に将来有望だった社員が何人も会社を去り、結果として会社の営業力は衰退の一途を辿っています。

人事を味方に付ける策士の戦略

社員の人事権を持つ人事課も、完全に彼の術中にはまっており「彼は優秀だ」と評価しているのは流石だなと思います。

彼の一言で、優秀な人材も「無能者扱い」となり、気がつけば私の様に左遷人事の標的となってしまい、精神的に病む者は会社を去ります。

部下への対応も徹底しており「自分の見方は昇格」「気に入らない者は飛ばす」といった徹底ぶりで、大勢の前でダメ出しを見せしめの様に行う光景を何度も見ています。

その反面、毅然と正論を言い返す者とは距離を置きながら、裏工作で人事部に嘘の情報をリークして左遷させる作戦は、ある意味お見事だと感心する事も。

逃げ場を失った今後の立ち振る舞いを見届ける

結果として、彼は役員にまで上りつめる事ができました。

しかし、ここから先は経営手腕を彼自身が試される立場となるので、何処まで結果を残せるかがポイントとなります。

今までの様に現場の部下に責任を押し付ける事は難しくなり、あくまで彼自身が何処まで部下を動かせるかですが、予想以上に現場は彼と関係を持ちたくない人が多く、私が見ていても表面上の服従を装っているのが見え見え。

彼は新卒から今まで、この会社しか知らず、世間の常識とズレている事が多々あります。

昔は地元の有力企業でしたが、時代の流れに淘汰され衰退産業となってしまった我社にあっても「地元の優良企業思考」が抜け切れておらず、危険な思想だけが蔓延る会社となっています。

逃げ出す準備は滞りなく進める

私は10年ほど前から、この会社は将来衰退して行く事を予想していたので、不動産投資を密かにスタートしました。

今となっては、いつ会社が倒産しても家族を路頭に迷わせない収入を得る手段が確保できているので、この会社で昇進を目指すつもりはありません。

どんな企業でも、ここ数年の感染病により屋台骨が大きく崩れる事も実証されており、まして地方の中小企業が生き残れる可能性は低いでしょう。

中途半端に膨張した組織の維持にも莫大な資金が必要で、むしろ家族経営レベル企業の方が生き残れる可能性は高いとさえ思います。

定年まで残り10年少々ありますが、どのタイミングで脱出するのか、若しくは会社が潰れるのかを見届けたい気持ちと、早く自分の力で生きていく未来へ進むかを考える日々です。

【追記】2023年3月に、この漆黒企業を脱出いたしました(`・ω・´)シャキーン

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