卒サラ前に考えるべき重要な事。安易な卒サラは失敗する

社畜が決意する時 思考を変える
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副業者
副業者

給与を超える稼ぎを達成したので卒サラします。

これで自分もFIREの仲間入りです。

社畜
社畜

おぉ!おめでとうございます。

でも少し待って。

その稼ぎ方って本当にこれから先も稼ぎ続ける事が可能な方法なのかな。

おはこんばんにちは、社畜です(=゚ω゚)ノ

何かしらの副業を始め、上手く収入が増え始めてくると次に考えるのは「会社を辞めたい」「副業を本業にしたい」という思考です。

しかし、私が見てきた「卒サラを急いだ事で、その後に失敗した人達」を分析して導き出される解は、卒サラするなら副業収入で安定的に生活できる収入を得てから最低3年は社会人として組織の中で働き続ける、です。

会社に対して不平不満を持ち続けていても、毎日の会社員生活が充実しない日々であろうとです。

人は、大なり小なり日々の生活環境に不満や不安を頂いて生きている事を忘れてはいけません。

不満や不安のない人生を謳歌している人は、ほんの一握りだと思って良いでしょう。

自由な時間、好きな仕事、誰にも縛られない全ての好条件が揃っている生活なんてものは、この世に存在しない事を理解する必要があるからです。

金持ちには金持ちなりのストレスがあるんです。

これは自然の法則と似ており「人間のストレス欲求の原理」が証明しています。

私たちの子ども、その孫たちにもこの事は必ず伝えてほしいと思うくらい、卒サラでサラリーマン時代よりも幸せな人生の最後を迎えられる人間は、ほんの一握りだと言う現実を忘れてはいけません。

社畜
社畜

副業本業に変えて稼ぎ続けるって本当に難しいんだよ。

ネットで見かける月収100万円!とかは、ほぼ疑ってかかった方が良いね。

現実は、副業+バイトや、人を騙し続けて得た「継続的・永続的には稼げない」事が多いのです。

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独立後に裕福な生活を送れる人は、僅か2%

世のサラリーマンほぼ全ての人が「会社を辞めて自由になりたい」「お金の不安から脱出したい」と考えた事は当然の事です。

私自身も思い続けているし、夢にまで見るありさまなので「これが正常な雇われ人の思考」なんでしょう。

それが今では、現実的思考のメリット・デメリットの経験値が交差するように思考回路が変化しました。

「会社を辞めても、副業収入が1本だけなら、サラリーマン時代よりハイリスクだ」と。

これは今現在一定の収入があるフリーランス達から、物凄い反論を受ける事でしょう。

どういう稼ぎ方であれ、彼等は現在のところサラリーマンよりも高額な収入を得ているはずです。

単純に「今の収入」だけを見れば、の話ですが。

年収1000万を〇年間達成中!と、客引きのようなキャッチで情報商材を売っている人も多いですが、少しだけ冷静に「文脈と未来」を考えて欲しいと思います。

 



その収入が不安定な証拠に気づけるか

恐らく彼らの収入源は、情報商材を効率よく販売する商法なのではないかと思います。

ライターなどの仕事については、私は否定する気がまったくなく、私もその系統の会社に勤めていたから彼らの需要と独立後の苦労を知っています。

一番悲惨な結末を迎えるのは、情報商材などの小手先と虚の話術で収入を得るテクニック販売です。

これは瞬間的に莫大な利益を叩き出す事があり、一見非常に魅力的に感じるのですが、実のところは「市場規模の小さい諸刃の剣」です。

彼らは「簡単」「誰でも」「人生のどん底から成功した」「師匠に出会って人生が変わった」などと奇跡の成功話などをえさに、あなたへ近づいてくる事でしょう。

しかし残念ながら、この手の商売は限られた牌の奪い合いにしかすぎず、一種のねずみ講にも似た構図となっています。

実際に商材を購入してみた大家仲間がいるのですが、彼は不動産で財を築くことに成功し、調査と興味本位で購入したにすぎません。

「あなたの成功のお手伝い」と言う表紙の「自分の儲けの餌となれ」と裏紙に見えない様に書かれた商材です。

入り口は100%「無料」で餌をまく

実際に、これは色んな人を助けるために行う慈善事業と言う素晴らしい人を、情報商材の世界で私は見た事がありません。

もちろん有益な情報を「しっかり説明し、無理強いしないでビジネスとして公言」しながら販売をし、自身の身分も所在場所も全て公表している人は半分信用できるかもしれないですが、それでも半分の信用度でしかありません。

まず間違いなく、無料の資料には「耳障りの良いキーワードだけ」が書かれている事でしょう。

簡単なマニュアルが掲載されている物も中には確認できていますが、その手法はほぼ効力を発揮しない時代遅れの内容となっている物が大半です。

中には自分自身の証拠にならない収入面だけを声高らかに書き込んで、自分の凄さをアピールする者までいるので、笑ってしまう位に幼稚な秘伝書も存在しています。

社畜
社畜

メリットや成功談しか書かれていない書物は「高確率でハイエナ商材」です。

ビジネスの世界では「一番評価が低く信頼されないプレゼン資料」と同じですが、個人の深層心理には効果抜群の魔法の資料だったりします。

そして無料から有料商品へ誘導する

教えられた事が「上手く行かない」と報告してみましょう。

大抵帰ってくる返答は「もっと凄い方法があり、これなら確実だが無料では提供できない」「自分も商売なので」だ。

大抵この辺りで本性が顔を出し始め、次の搾取の種まきが始まります。

次に彼は、あえて有料の資料を購入してみました(既に詐欺まがいなのは把握した上で)

大した商材ではない事は分かっていながらです(笑)

すると相手の態度は一変し、中々来なかった返信が直ぐに返信がくるようになり、レスポンスが急激に上昇するから分かりやすい(笑)

実に分かりやすい素人でマヌケな人種で、営業手法を学んでいないのが一目瞭然(笑)

そして新しい資料に沿って取り組んでみるが、やはり効果が出ない。

社会の正論や上司と同じコメントしか返せない

成果が出ないのは当然です。

その情報商材は「既に時代遅れ」か「誰もが始めていて市場が既に飽和」しているからです。

実際に詐欺を取り締まる知り合いに商材を見せたところ、本名・住所・連絡先が無記名だけでなく、契約書の中身が法的に無効となる条項が多くある事が判明しました。

完全に素人レベルですね。

弁護士の知人にも念のため確認させたらしいですが、同様の返答と「詐欺罪で訴訟と刑事告訴を起こせるレベル」の商材だったそうで、完全にねずみ講の仕組みだったわけですね。

彼はバイヤーに「成果が出ない」と連絡をしたのだが(実際私もその場に同席させてもらった)、彼らの言い分は大体が同じ内容で、更に低知で経験不足な返ししかできません。

「努力が足りない」「失敗を人のせいにしている間は成功しない」「やり方が間違っているのではないか」です。

おかしいですね?「誰でも稼げる」のではなかったのかな?

はい、詐欺商材確定です。

彼らが、この手の返答しか出来ないのには理由があるんです。

社会人として交渉能力が極めて低く、切れる態度を見せる事で自分を保身する行動を起こす事しか回避手段を知らない単純な「社会不適合者」の行動心理なんですよ。

どこぞの会社の上司によく似た無能管理職パターンではなかろうかと・・・。

つまり、彼らは成功者ではなく「成金レベル」の人格か「実際には成功者ではないレベル」でしかないわけで、精神が成長できずに社会から離れると、こういう人格に育ってしまうのです。

自分が社会人の時に上司や先輩から受けた言動をあなたに返してしまう。

仕方がないですよね、そういう経験しかしてきていないから、そういう手法しか交渉・会話の引き出しが無いのですから。

ある意味、残酷な社会の犠牲者かもしれませんと一応のフォローだけはしておきます。

衣・食・住は未来永劫絶える事のない市場

どんな商品でも、知的商材であっても、未来永劫売れ続ける物は「ほんのわずか」しかありません。

手を変え品を変えで生き延びる商材も、いつかは終焉を迎えます。

しかし、衣食住に関してはロングラン商品が極めて多く、成功する業種の大半はこのカテゴリーなんです。

ただし、衣食住と言うのは文字列と同じで「左から参入しやすく」「右が一番参入が難しい」と言われています。

衣食については私の専門分野ではないので、反論されても何も答える気はないですが「住」に関しては「売る+貸す」と私は理解しています。

そうです、ストックビジネスがメインで時々フロービジネスです。

フロービジネスか、ストックビジネスか

衣食住を単純にフローかストックかで見分けてみて下さい。

フロービジネスとは単発売りのビジネスで、常に顧客へ商品を販売し続けなければならない商売です。

スーパーなどの食料品販売だと思えば分かりやすいでしょう。

対してストックビジネスは、一度契約すると「解約するまで永続的に売り上げが計上される」商売で、最近では「サブスク(サブスクリプションの短縮)」なんて言われていますね。

携帯電話や電気、Amazonプライムなどの「月額使用料」と思えば理解しやすいです。

衣食は基本的にフロービジネスと言われており、ストックビジネスでの確立が難しい職種とも言われています。

それは「必要な時にだけ買えば良い商品を多く取り扱っている」からになりません。

対して住はどうでしょうか。

マイホームを買うだけならフロービジネスですが、私が皆さんに知って欲しいのは「不動産はフローとストックの両立が成り立つ領域」であると言う事です。

今は、この事だけを覚えていてもらえれば良いでしょう。

衣食住の「住ビジネス構造」を徹底的に調べる

私の同志たちで、衣食でそれぞれ成功している仲間がいます。

彼らは自分たちを人生の成功者として決して思っていないらしく(謙虚ですよね)私から見ると十分に成功していると思う位の利益を叩き出しています。

そんな彼らから相談を受け、私は不動産についての知識を話した事があるのですが、勉強会などと言った堅苦しい場ではなく、コロナ前の飲み会の席での事です。

彼らを尊敬できるところは、何にでも貪欲で偏見がなく、かつ客観的・俯瞰的ふかんてきにビジネスを分析できるところです。

その彼らも、今では大家業を行いながら本業に更に集中して事業を継続しています。

不動産賃貸は実に不思議で、副業レベルでも「リスクマネジメントが出来れば」それなりの収益が永続的に続くのが最大の魅力です。

コロナ禍の今、飲食を営む彼らからは「不動産賃貸に着手して良かった」と感謝されますが、私はそうとは思っていません。

私は彼らから聞かれた質問に答えただけで、決断したのは彼らの意思だからです。

彼らは社会の仕組みを経営の視点で熟知していたからこそ、不動産が魅力的な副業になりえると判断したのだと思います。

だから皆さんも「安易な勢いだけで卒サラ」だけはしないでほしいと心から願います。

市場を見据え、その商売で永続的にリスクマネジメントが可能な仕事かを見極めたうえで不動産以外の商売を行うのなら注意して下さい。

不動産投資は副業レベルで構わないと私は思います。

やりたい仕事で食べて行けるならチャレンジする価値はあると信じ応援したいと思います。

しかしながら何度も言いますが決して安易な決断だけはしてはいけません。

サラリーマンも立派な職業ですし、サラリーマンだから受けられる融資や取組める副業もあるのです。

自由であるか無いかは大した問題ではなく「続ける事」で、あなたの未来に永続的なお金の不安から解放されるのかを「ネガティブ思考」で考えて下さい。

ポジティブ思考だけでは失敗する可能性は飛躍的に上昇してしまいます。

それでも行ける!と確信があるのなら、勇気ある一歩を踏み出す事が「未来」を切り開く本当の決断です。

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