不動産セミナーや大家勉強会には行くべきか

セミナー 社畜流不動産思考
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おはこんばんにちは、社畜です(=゚ω゚)ノ

私が不動産投資で最初に購入した物件は2棟1セットの物件でした。

現在では私の家賃収入減の主力物件となっている物件ですが、そこに辿り着くまでには色々な苦労がありまして。

今考えると、あまり深く考えずに目前のトラブルを毎回何とかクリアしなければ!の一心で必死だったのを覚えています。

ある意味、無知って最強かもしれませんね。

さて、今回は大家デビュー前の皆さんへ、物件を購入する前に大家セミナーや不動産勉強会へ行くことが必要かという悩みについて私の経験値からお答えします。

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大家デビュー前は、どれ位の勉強期間が必要か

最初に答えを言うと「個人の才能やスキル」「不安を取り除ける情報量」によるので、個々によって時間は大きく変わるのが事実です。

こればかりは勉強し過ぎてもしなくてもダメなので、最低何時間や書籍を何冊といった鉄板的なアンサーはありません。

すごく抽象的ですが、今の私が昔の自分にアドバイスするなら「読書ばかりしていても物件は買えないし、大家になんかなれない」と言うでしょう。

 

不動産投資には高額なキャッシュが常に動きます。

最初に購入する物件が小額の利益しか生み出さない危険な物件を買わされてしまうと、あっという間に退場になる事がほとんどです。

ですが、一定の知識と人脈がスタート時からあれば、不動産運用はミドルリスク・ミドルリターンな投資であり、上手に運用できれば「ロングリターン」の恩恵まで付いてきます。

この「リスク」という言葉、日本では「危険度」と思われているのですが、本当の意味は少し違っていて「振れ幅」を意味するんです。

つまり、A地点からB地点までの数値幅で資産価値がプラスマイナスするよって意味です。

このリスクの意味を事前にしっかり勉強している人と、何も考えずに業者の言葉を鵜呑みにして物件を購入してしまう人との差が「リスクコントールできるかできないかの違い」です。

大家デビュー前から辛い不動産投資体験談や情報を見るのは嫌でしょうが、不動産投資で失敗した事例の書籍も出版されているので、大家デビュー前には数冊読む方が良いです。

仮に最低でも10冊読破をするとしたら、不動産成功本を3冊、失敗本を4冊、資産形成マインド本2冊、税務関連書籍も1冊読むとバランスよく知識武装ができます。

失敗事例を読んでも「それでも自分は不動産投資で資産を築く」という遺志が固まれば今後の活動は強いです。

 



不動産セミナーへ参加する必要性は?

答えはYESです。

これはセミナー内容にもよりますが、一通りの不動産セミナーは経験して知識を入れておけば損はしないです。

ただし、不動産業者が主催の無料セミナーに行くと知識不足の場合に業者のカモネギ客にされる可能性が高くなるので行く必要はない、と言われる方も多いのですが、私は業者の手口を学ぶ良い勉強になると思っています。 

不動産投資に関する情報が無知のままで行くのは危険度が高いですが、一定程度の知識武装ができていれば色んな意味で勉強になりますし「あ、このセミナーは少し危険かも」などと危険察知の嗅覚が磨き上げられます。

ただし、全てのセミナーが悪意あるセミナーではないですので、そこまお間違えなく。

田舎で開催されるセミナーの場合、最新の賃貸設備や分析データ(業者に都合の良い内容に加工されているデータには注意を)など、有益な情報も入手できるセミナーもあり、私は結構楽しみながら参加しています。 

有料(高額)の大家勉強会や個人運営セミナーは吟味して参加を

少し不動産に成功している程度で、時代の流れや金融機関融資が緩い時期に規模拡大に成功した大家による数万円~数十万円の参加料を徴収する勉強会で何かを学べた経験は私にはありません。

「成功の秘策を教えます」と言いながら、肝の部分は非常に抽象的な説明に終わることが多いです。

少し勉強したり経験する事で身に付く内容ばかりで、自身の実績を参加者への餌にし、逆に悪徳不動産業者と結託して優良ではない物件を紹介する事があるので注意してください。

熱烈な信者が多い「自称カリスマ大家」「資産数億円大家」「家賃収入数千万」など、こういうキャッチを前面に押し出して参加を募る案件は飲み屋の客引きと一緒です。

本当に成功している大家は、仲間から大金を奪う行動はしないですね、私の経験上。

投資額数十億円のメガ→ギガ→テラ大家さんにも知り合いが居ますが「大体は皆さん表舞台に出るのを嫌います」し、家賃収入2,000万です!と鼻息荒くアピールする大家に「純粋な手残りキャッシュフロー教えて下さい」と素人っぽく質問したら、簡単に話の本筋を変えられた事もあります。 

更に突っ込んだ質問を出すと、話の途中で機嫌が悪くなった感じがしたので途中で質問を止めました。 

私はこの方が詐欺師にすら見えました。

情報弱者のお金を搾取する目的で開かれる勉強会かどうかを見極める事は結構簡単で「会費の内訳を分析したら一発です」

利用料の安い公共施設に集まり、まとまりのないパワポで作成された都合の良いデータや実績が並べられたスライド見せられて、参考資料も数枚程度にも関わらず参加費数万円だったら、ほぼアウトです。※私の主観的経験談です。

この手の勉強会は、セミナー後の懇親会の方が派手に設定されており、酒と場の雰囲気で色々と丸め込む。。。

一度だけ勉強代として参加するのも個人の判断ですね・・・・、私は絶対に行かないですが( 一一)

懇親会に出席すると必ず業者がゲストなどで居るので、全然ツマラナイんですよ。

主催者や業者の自画自賛による自慢大会で(笑)

大家の集まりでは、メンターとの出会いも

私の経験談で個人的な主張を書きすぎたので、良い面もお話します。

全部が全部悪い勉強会では勿論ないです。

私のメンターさんも勉強会を当初は頻繁に開催していました。

参加費は100円(施設使用料)、勉強会後も質疑応答時間を多めに設定してくれたり、二次会の交流会は全員割り勘でと言っておきながら、半分位はメンターさんが出していました。

なのに「業者に関するお勧め話しは一切話しませんでした」

もちろん、その懇親会には不動産関連会社の方は参加お断りで設定されています。 

メンターが勉強会を止めたのは、参加会員の一人が勉強会で密かに行っていた大家への営業活動でした。

勉強会や懇親会に不動産管理会社の営業が紛れ込んでいて、大家達に管理物件変更の営業をしていたのが発覚したのです。

それを聞いたメンターが「僕の勉強会を営業目的に使ってほしくないから」と、勉強会の永久休会が決まったのです。

本当に親しい人たちだけでコッソリと不定期懇親会(大家情報交換会)は続けていますが

ギブ&テイクの精神で互いに高めあうのが不動産投資

不動産投資は同業の大家さん達がライバルでもあり戦友でもあります。

それは大家だけでなく取引する企業もそうです。

どんなにお金や経営スキルを持ち合わせていても、業者から物件を紹介してもらえないと大家業のフィールドには立てません。

要は「自分さえ儲かれば良い」という気持ちで大家業を続けると「100%因果応報を喰らう」という事です。

自分だけ情報クレクレくんに成っていると少しでも感じた方は、尊敬するメンターが、どのような苦労をして成長できたのか、良い物件を手にする方法よりも私はそちらの情報の方が将来の財産に繋がると思います。

私がブログで使用してるサーバーはこちらです。

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